
このキレイ、かけるだけ
このタイトルをみて、
メガネのことでしょ。とわかったあなたはアーリーアダプター層です。
今日、眼鏡のレンズを交換するために、近くのJINSさんに訪れた時のこと。品定めしていた女性のお客さまが発した素晴らしい一言に、マーケティングセンサーがビビッと反応しました。
その一言というのが、
「美容系メガネありますか?」
です。いかがでしょうか。
お客様の行動変容を起こすためには、常に“何か”が必要です。“何か”とは、それを欲しくなるための理由や意味であり、大きな共感が必要となります。
メガネやレンズの機能や価格では差別化ができない時代、デザインにこだわることはすでに常識です。つまり、「良いデザインありますよ!」では、もはや行動変容は起きません。
そこで、「美容メガネ※」です。
メガネを「コスメのようなポジション(美容を得るための品)」と再定義。素晴らしい取り組みです。(ちなみに「ブルーライトカット」の時もそうでした。2011年、JINSはパソコンのブルーライトをカットする目に優しいレンズを考案し行動変容を起こしました。)
このように、大きなカテゴリーの中で、際立つ“何か”を確立する戦略を、「サブカテゴリー戦略」と呼びます。顧客に刺さる“何か”が提示され、共感が拡大すると、顧客は欲求が駆り立てられて行動を起こします。
ジンズホールディングスさんは、こうしたサブカテゴリー戦略知り尽くしていると思います。「ブランド」を売るというよりも、マストバイの「サブカテゴリー」を創造することが大事ということがわかっている。と思うのです。
おそらくですが、大規模かつきめ細かな生活者リサーチを実施して確証を掴み、「美容メガネで行こう!」と経営判断し、法整備(商標登録)、商品開発(美容家と共創)を進めてきたのだと思います。
ソーシャルインするサブカテゴリーの創造こそがIPデザイン。そう断言して良いかもしれません。
写真のメガネは「美容メガネ」ではありません。僕の「普段メガネ」です。
※登録商標「JINS美容メガネ」:登録第7065471号 2026年7月16日登録(J-Plat-Patより)
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